茂木健一郎さんの講演を最前列で聞きました。
テレビよりもはっちゃけてて最高でした。
話の中身もむっちゃ引き込まれました。
長男と一緒に行ったんですが、彼も同じように感じてて、帰りの車で盛り上がりました。素晴らしい。

ちょっとシェアしますと、これまでに経験したことない新しいことにチャレンジすると脳がドーパミンを出して成長するんですって。だから彼はドラマのオファーを受けたりしてドーパミンを出すチャンスを作ってるんだそうな。当然失敗してイヤな思いをすることもある(特に日本は失敗をよしとしない風土がある)けど、そこを笑って乗り越えられたらいいですね。

子どものときはあらゆるものが初めての体験でドーパミンでまくりなのに、歳をとってくると全く初めてのものが減っちゃう毎日。あえて創り出さねばと思いました。

私が教育をや学習に携わってきているので、一番響いたのは、茂木氏の偏差値至上主義に対する考え方です。もちろん勉強そのものが悪いっていう意味ではないです。ただ、評価基準について、日本の子どもたちは自分でがんばって成績あげた人がよいとされますが、社会で活躍してる人の多くは人と協力し合っている人。宿題とか教え合うと日本ではズルって言われちゃうけど、海外ではそんな点も含めて評価してくれる。リチャードブランソン(ヴァージングループの創設者)はディスレクシア(読み書きに関する学習障害)で、だから小さい頃から友達と親密な人間関係を作ってうまく生きざるを得なかった、そしてそれが大人になって活かされることになったとう話、むっちゃなるほどと思ってしまいました。やっぱりコミュニケーション能力重要ですね。脳科学的にも説明つくそうで、理論上150人の毛づくろい(サルで言うと。人間の場合は雑談ができる)仲間が身の回りにいるべしとのこと。そうかー、雑談もっとしなきゃ。と思った次第。

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