天気予報は晴れなのに、
いきなり雪が降り始めた東京。
フィジー帰りの私にはちょいときつい。
ここ何日かでいちばん思うこと。
前回のブログよりもさらに。
「日本人ってなんか楽しそうじゃない」
フィジーから戻ると私の足取りは
以前よりもゆっくり
地面を踏みしめながら歩いている。
しかし、待ち行く人々はすたすた歩いていく
早い
そしてほとんどの人が殻にこもっている
なんだか自分の周りにバリアをはっている
電車にのっていても
周りを見ている人はほんのわずか
スマホをいじるか寝ているか本を読んでいるか
これほどリラックスできる電車というのも
日本のすばらしいところなのかもしれないが
なにかが違う。
街を歩いていても
歩いている人々の表情はどこか固い
そう、「笑顔」がないのだ。
そして、コミュニケーションが異様に少ない
フィジーで毎日浴びていた笑顔
バス停で座っているだけで
BULA!!!
と話しかけてくれるフィジー人。
ただ話しかけるだけではない。
笑顔120%でくるのだ。
彼らの放つ笑顔は半端じゃない
一瞬で笑顔120%なのだ
その一瞬で解き放つ笑顔はもはや武器だ
これをできる日本人はほとんど見たことがない
日本人が笑顔100%に達するには
なかなか時間を要するものだ
なにが違うのだろうか
物質的にははるかに日本のほうが豊かだ
物質的豊かさと心の豊かさは比例しない
そういうことなのだろうか。
ここ何日か、少し寂しい
もちろん集団生活から一気に一人暮らしになった
ギャップもあるのだが、街行く人々が
楽しそうに見えないからだ
のんびりしていても、時間にルーズでも
フィジー人は人生を楽しんでいるように見えた
果たして日本人はどうか?
疑問だ。
そんなときに見つけた動画。
http://dout.jp/783
笑顔は連鎖するのだ。
日本でも同じこと起きるかな。
起きてほしいな。
スマホばっかみてないで、
人を見ようよ。
機械と生きるんじゃなくて、
自然と生きようよ。
そんなことを感じた、雪がぱらぱらと舞う1日でした。