ここはグアテマラ西部の街、チチカステナンゴです。高原地帯にある小さな街なのですが、毎週木曜日と日曜日になると周辺の先住民の村々からたくさんの人が集まり、盛大な露店市が開かれるんですね!
「先住民族」と「市場」と来れば、もう僕は行くしかありません(笑)。ということで、この9月5日にという僕の誕生日はチチカステナンゴで過ごしました!(笑)
チチカステナンゴには先住民「キチェ族」が多く住んでいて、チチカステナンゴとはキチェ語で「トゲのある紫の木の生える土地」を意味するそうです。標高2030mのこの地は涼しく、じっとしていると長袖が欲しいくらいに感じました。
中心部にはサント・トマスという教会があるのですが、そこを中心にしてたくさんの露店が立ち並んでいます。まさに「カオス」です!そして教会前では香が焚かれ、松葉とバラの花が敷き詰められ、一種独特の宗教的世界が広がっているのです。何枚か写真がありますが、なんとなく伝わるでしょうか・・・。
この市場ではとにかく色々なものが取り引されています!食料品はもちろん、民芸品から日用雑貨、そして鶏まで売り買いされていました。こちらでは鶏の肉をよく食べるんですよね。「鶏くらい捌けないと主婦は務まらない」という話も耳にしたことがあります。
しかし本当に先住民の民族衣装は綺麗ですよね!僕、この色合いが大好きなんです。なぜか昔から「先住民族」という響きに魅かれていた僕としては、こういう市場の中にいることはとっても楽しい!んですね(笑)。できることなら、色々な民芸品も買いたいところなのですが、旅はまだまだ続きますし、買い出したらキリがないですからね、僕は一切何も買いません。でも本当は欲しいんですよ、色々!(笑)
木曜日と日曜日は観光客も多く、先住民の方々も僕たちに色々買ってもらおうと必死になって売りにきます。面白いのが、ちょっと交渉すればあっという間に値段が半額くらいまで落ちること(笑)。まったく、最初はどんだけ高い値段で売ろうとしているんだ!って感じですが、僕らが買うことによるその収入が、彼らにとっては貴重な現金収入なんですよね・・・。
不思議な雰囲気の漂うこのチチカステナンゴ、とってもエンジョイした僕なのでした!では次回は、グアテマラを代表する観光都市、アンティグアの様子をお伝え致します〜!
ふじもん