今日は食育講座の2回目、
脳とお砂糖に関するお話でした。
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脳は、そのほとんどが脂で出来ている、というお話から始まりました。
その他はタンパク質や水分など…。
そして、脳にとって良い脂と悪い脂があるという事や
脳の栄養源となるものは糖分であること、
糖分にもいい糖分と控えたほうがいい糖分があるというお話をしていただきました。

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人が1日に摂取していい糖分の上限も教えていただき、
体重に0.5をかけたグラム数が適量だとのことでした。
体重60Kgの人の場合、1日の砂糖の適性摂取量は
60×0.5=30で、一日30gという事になります。

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それを踏まえた上で、ペットボトルのジュースの
栄養成分表示を見てみると、このジュースの場合
100ml当たりの糖分(炭水化物)が11.3gですので、
500mlペットボトルでは56.5gとなり、
一日の適量を大幅に超えることが分かりました。

また、お砂糖の取り過ぎは血糖値の急激な変動を起こし、
すぐおなかがすいたり気分的にイライラしやすくなったりするようです。
さらには、砂糖には物を軟化させる作用があるという事で、
あんこに砂糖を加えて固さの違いを見る実験もして下さいました。
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ある程度の固さのあるあんこに

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白砂糖を加えてよく練ります。

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写真ではわかりづらいかもしれませんが、
確かに砂糖を加えるとあんこが柔らかくなりました。

これと同じことが体の中でも起きるとのことで
身体を緩める作用があり、
怪我につながる場合があるという事でした。

とはいえ、砂糖や質の悪い脂を完全に摂らずに生活は出来ませんし、
こういう知識を知っておいたうえで選択できることが大切だ、という事で
今日の講座は終了しました。

次回はいよいよ、クリスマスケーキ作りです!
身体にも優しい素材を使った美味しいケーキをみんなで作りましょう~。