よく「心が傷ついた」という人がいます。
例えば、小さいころ高い所から落ちてとても怖い思いをしたけれど、
怪我は一つもしませんでした。
しかし、その怖い思いを高所恐怖症として、
ずっと心の傷として思い込んでいる人がいます。
でもある日、その人に、「あんた運がいいんだよ、
小っちゃいときにそういう経験したでしょう。
でも怪我ひとつしなかったよね。
だから、あなたは何か大きな存在に護られているラッキーな人なんだよ」と、
別のある人に言われ、「あっそうなんだ」と思った時に、
その人の「考え方」は変わります。
高所恐怖症は、どこかへ行ってしまいました。
ここで言いたかったのは、同じ人でも考え方ひとつで変わってしまうという事です。

つまり心が傷つくのではなく、考え方に傷がつくという事です。

心は、愛と光の塊なのです。
なので、傷はつきません。ひかりには傷はつかないからですね。

※考え方の傷は、考え方を変えればすぐに変わりますが、
無意識(または潜在意識)にある考え方を変える時は、
反復の力を使います。
 例えば、「私はついている。恐れることは何もない」などの
ポジティブな言葉を毎日10回以上、声に出して言えば、
3か月くらいで無意識の考え方も変わってきます。

無意識の考え方が残っているかどうかの判断は、簡単です。
自分の感情ですぐに判断できます。
考え方を変えたが、感情が明るくならない時(感情がネガティブなままの時)、
そういう時は、恐れの考え方が無意識の中にあるので、
先の反復の力を使いましょう。

「感情は繰り返しによって強まる」は、心理学の鉄則でもあります。

余談ですが、ポジティブ(前向き)な考え方が記してある本を何度も読むことや、
そういうCDを何度も聞くことや、そういうDVDを何度も見る事等も、
無意識の考え方を変えるのに効果的です。

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