まずは、自分のコンプレックス(劣等感)に気付くことが大切です。
ほとんどの人は、無意識にコンプレックスを持っています。
自分がどんな事にコンプレックスを持っているのか調べてみましょう。
頭の中で探してもいいですが、紙に書いて探すと見つかりやすいですよ。
変な言い方ですが、基本的に考えないで、直感的に思いつくまま、
楽しみながら書くと、よく出てきますよ(見つかりやすいですよ)。
コンプレックスをさがそうと意識すると、不思議ですが、
すぐに表(意識)に出てきます。
見つかったら、そのコンプレックスを再考します。

再考のパターン①
コンプレックスが見つかったら、そのことに対して、
ポジティブな思考(考え方)をさがし、選択します。
例えば、容姿についてのコンプレックスなら、笑顔で言葉に出して
「個性的で素敵じゃない」と言ってみる。このほかにも、
もっとシックリくるポジティブな言葉が閃いたら、言ってみる。
口癖になるくらい何度も言ってみる。
ポジティブなエネルギーが、本当にあなたをより素敵にします。
思い(考え方)で全て決まるのですね。

再考のパターン②
コンプレックスがみつかたら、このコンプレックスは
私の人生に必要ですか?と自分に聞いてみる。

例えば、その人が中卒の職人さんだとして、学歴に対して
コンプレックスを持っていたとしたら、この学歴のコンプレックスは、
私の人生に必要ですか?とか、私の人生に大卒は必要ですか?などと、
自分に聞いてみると、すぐにわかります。
このパターンは分かれば(気づけば)、すぐに解消します。
あー、オレ、バカなことにコンプレックスもっていたなぁ、とかね。

再考のパターン③
コンプレックスが見つかったら、このコンプレックスは、
「私の~したい」ことですか?と自分に聞いてみる。

例えば、ボディビルでチャンピオンを目指している人がいます。
しかし、この人にはボティビルとは全く関係ない本職を持っています。
私はボディビルを本当にしたいの?と聞いたら?マークが出ました。
この人は本当はボディビルがしたいのではなく、たくましい体に
コンプレックスを持っていただけなのです。
このパターンも、このことに気付くだけで、このコンプレックスは
すぐに解消されます。

この3のパターンに(無意識に)はまっている人もとても多いです。
このパターンにはまっている人は、本職であまり成功しない人でも
あります。
どうでもいいことにエネルギーをたくさん使っているので
本職がおろそかになってしまうからですね。

気づいたコンプレックスを見たら、このコンプレックスは
この3つのうちのどのパターンが適しているのかはすぐにわかります。
再考してみてください。
意識化されたコンプレックスは、すぐに解消されます。

コンプレックスに気付き、コンプレックスが解消される(なくなる)と、
より幸せになれます。
それは、ポジティブな心をキープしやすいからです。

無意識にコンプレックスがあると、ポジティブな心(感情)を
キープしていても、自分では気づかないうちに(無意識で)
ネガティブな心になってしまいやすいのです。

このコンプレックスの問題は、とても大切なことで、多くの人は、
気づきそうでなかなか気づかないのです。
このコンプレックスの問題を無意識のまま気づかないで、
どんなことをしても、その力は半減します。

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