こんにちは、スタッフのゆーきです。
今回紹介します一冊は、

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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」(山田真哉/光文社) です。

「たーけやー さおだけー」という例のフレーズを流しながら近くを車で通り過ぎていくさおだけ屋さん。
見たことのある方、聞いたことのある方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。

ところで、「さおだけ」というと数年に一度買い替えるかどうか、という程度のものでさほど高価でもありません。
そもそも、どうしても「さおだけ」が欲しいという場合には
車が通りかかるのを待っていたりはせずに近くのホームセンターにでも買いに行くことでしょう。

そうとなると、さおだけ屋は儲かるような商売ではないように思えますが
さおだけ屋が潰れずに店を続けていられるのはどうしてなのでしょうか?

この謎を会計学の観点から解き明かしていくことで、
身近な所から会計学の考え方に触れていける本です。
この本には他にも、

「普通の住宅街に店を構える高級フランス料理店の謎」
「商品を完売したのに上司に怒られた販売員の謎」
「割り勘の時には、いつも支払い役を買って出る人の謎」

などのお話が収録されています。
会計が苦手な方向けの、「会計のエッセンスを学べる本」ですので
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。