こんにちは、スタッフのゆーきです。

今日紹介します一冊は、「黄金比の謎」(渡邉泰治 著)です。

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黄金比とは自然界でもたびたび現れる比率で、1.618…という値を取っています。
小数点以下に無限に数字が続き、普通の形の分数は表せない「中途半端な数」(無理数)なのですが
非常に均整の取れた性質の数々を持っているんですよ。

例えば、有名なフィボナッチ数列(これを題材にしたパトリ問題もあります)は
数列が進んでいくにつれて隣同士の数がこの「黄金比」倍に近付いていきますし
ピラミッドやミロのヴィーナスなど名高い作品にも黄金比が隠れています。

また、本の後半ではこの「程良さ」をキーワードに他の項目についても触れていきます。
複素数やe(自然対数の底)といった、高校で習うようなものも登場するので
少し難しめかもしれませんが、興味ある方はぜひ読んでみてくださいね。