こちらはすがすがしく晴れ渡っている今日なのですが、
そんな中、朝から新発見したかず先生です。
いや、昔から見えていたんでしょうけど、”気にも留めていなかった”というのが正しいかもしれません。
それに、物理専門の方だったら、そんな現象は前からご存知なのかも。
太陽から、そうですね・・・30度~90度くらいずれた方を向いたときでしょうか。
前髪に虹が見えました^^
もしかしたら、人によってはまつげでも見えるのかもしれませんね(ピントが合わないかな?)。
前髪でも、髪の太さによっては見えにくいかもしれません。
実験で手っ取り早く虹を作る方法としては、水を霧状に噴射してみたり、プリズムを用いたり、分光シートというものを用いたりします。
前髪のこの現象は分光シートの原理と同じですね。
まさに細線による回折現象(かいせつげんしょう)!
本当に回折現象なのかを考えるため、1つだけ簡単な実験をしてみました。
前髪1本で試したのですね。
端から見たら、前髪を気にするナルシストですねww
結果としては、1本だけでも虹が見えました。
光の前に、細い糸のような障害物があるとどのようになると思いますか?
糸の太さ分だけ、向こう側に光が届かないわけではありません。
光は、糸の表面に沿って曲がり、回り込むのです。
これを回折現象(かいせつげんしょう)と呼びます。
ちょっと違うかもしれませんが、イメージだけ。
火をつけたろうそくを立て、その前に障害物として丸いペン立てを置きます。
ペン立ての向こう側から、息を吹いても、ろうそくの火を消すことができます。
光も同じような感じで、回り込むのです。
光の場合は、波長ごとに回折する角度が変わってくるので、波長ごとに分かれて見えます。
波長は色を決める要素ですから、つまり虹が現れることになります。
手ぶらで虹を作る方法。
それは、前髪だけで虹を見る方法でした~☆
一度お試しを~。
外部の直リンクで申し訳ありませんが、このようなものを見つけました。
おお~!青少年のための科学の祭典ではないか~!
http://www.cs.shinshu-u.ac.jp/~haeiwa/kagaku/kaisetsu.pdf
良いレーザーを持っているので、もしかしてできるかな~?
できたら、写真をUPしますね~☆
【K’sサイエンスラボ公式ページ】http://kslabo.net
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きっと「こんな解答・解説は見たことない!!」って思いますよ♪
楽しく勉強してみましょう。