国語担当のかわたかです。
新しい年になりましたね。皆さま、お正月はどのように過ごされましたか?
お正月っぽく百人一首から、
田子(たご)の浦(うら)に うち出(い)でてみれば 白妙(しろたへ)の
富士の高嶺(たかね)に雪は降りつつ
山部赤人(やまべのあかひと)/新古今集より
その「田子ノ浦」の今!です。
これは子どもたちと百人一首で読まれた場所にいってみよう!と訪れたときの写真です。
地元の方にきいた話ですが、田子ノ浦は高度成長期に製紙会社が近くにあったことから、汚染が酷くなり、悪臭ただよう場所だったようです。
今は、随分ときれいになっていました。
海をみてふりかえるとどどーーーーんと富士山がみえて、なるほどーーー歌に詠まれてしかも残ったことに納得です。
今でもお盆の時期には田子ノ浦から浅間神社の奥宮まで、馬にのって神様を迎えにいく儀式があるようです。
ちなみに、この写真は浅間神社の奥宮でいわゆる社殿はなく、社殿のある場所に富士山がどーーーんとみえる、お山信仰と神道が繋がったような場所でした。
振り返ったときにみえる田子ノ浦からの富士山です。
天気があまりよくなかったのでうっすらですが。
2014年、皆さまにとってよい年になりますように!