なぜ、こんな田舎に住んでるかのお話です。
もともとは金沢のわりと街中に住んでいました。繁華街で飲んでも歩いて帰って来れる距離で便利でした。子供たちは私の母校でもある地元の小学校に通っていました。一学年に5クラスほどあるわりと大きめの学校です。長男が4年生になったあたりから、学校をよく休むようになりました。理由はあんまり学校が面白くないから。
そんなとき、たまたま遊びに行った家で、この学校に越境通学の制度があると聞いて早速見学。各学年10人ほどの小さな学校で、小中が同じ校舎にあって、理科とかは中学の先生が教えてくれるとか。息子はすぐ気に入って、転校となったわけです。
うちからバスで1時間以上、一度も休まず楽しそうに通ってました。中学になると暗くなるまで部活で、バスも1時間に1本しかないので、家に帰るのがとても遅くなってしまいました。
それで家族会議の結果、みんなで移り住むことに。それでこんな山に家があって、そして私の仕事場もここにあるわけです。