今、こうやって教育を仕事にしていますが
大学卒業後は商社マンでした。
三菱商事で都市開発事業を担当していました。
でもあるとき、自分が教育をやらなければって
強く思ってしまったんです。
ちょうど自分の最初の子供が生まれた頃
バブルが崩壊して、その時代に溜まった膿が
少しずつ世の中に出始めている時期でした。
中央官僚と銀行との癒着など、大物が逮捕される
事件が連日ニュースで流れていました。
その大物の多くは東京大学卒とありました。
これには大きな衝撃を受けまして、なぜなら
東大へは国からの予算が莫大で
学生一人当たりに投入されている
税金の量は半端でないと聞いてます。
(自分もその一人です、すみません)
社会に育てていただいたので、
社会に出てからその分も頑張って働いて、
社会に恩返しをするもんだ、
って何となく思ってたので
何かものすごく裏切られた気分。
小学校の頃から、妙な正義感だけ強かったので
この時も、いてもたってもいられずに
何とかしなければ!と強く思ったのでした。
それで教育について考えることになったわけです。