さてさて、この古い街並みの写真、どこだと思いますか?
これはなんと、ウルグアイの写真なんです!
アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスから高速フェリーでたった1時間で、
ウルグアイに行けてしまうんですね。
アルゼンチンとウルグアイの国境は、ウルグアイ川とラプラタ川という
2つの川で隔てられています。
ブエノスアイレスからは、ラプラタ川を渡ることでウルグアイに行けちゃうんですね。
といってもかなり広い川なので、1時間かかるわけですが・・・。
僕が今日行ってきたのは、コロニア・デル・サクラメントという街。
すっごい昔の街並みですよね!
これは、かつてウルグアイがスペインやポルトガルに植民地支配されていたときの建物が
そのまま残っているのです。
そしてこの街並みは、1995年に世界遺産にも登録されているのですよ!
たくさんのアルゼンチン人が観光にこのコロニア・デル・サクラメントに行くのですが、
目的は観光だけではないのです。
何だと思いますか?
なんと、アメリカドルを手に入れるためなんです。
意味が分からないですよね?
南米では、アメリカドルから現地の通貨に交換することがとても多いのです。
つまり、それだけアメリカドルが強いということなんですね。
しかし困ったことに、現在のアルゼンチン国内には、あまりアメリカドルが
流通してないらしいのです。
そこでアルゼンチン人は、隣国のウルグアイに渡ってアメリカドルを引き出し、
そしてアルゼンチンに戻ってくるというのですから驚き!
あまりにも多くの人がこれをやっていたので、政府がウルグアイでのドルの引き出しを制限したほどです。
世界って、本当に面白いですね!
またどんどんご報告していきます!
ふじもん