集団行動が苦手という事で
小中学生の頃はしんどい思いをしてきた生徒も
多い事でしょう。
伸楽ひふみ学園は一人ひとりのペースに合わせた
自分だけの学習スタイルを作ることが出来るので
自分らしく過ごすことが出来るのが特徴です。
ただ、「自分らしく」と「自分勝手」は違います。
集団行動の中から社会性を身につけてほしいという事で
12時から13時まではお昼休みですが、
お昼休みが終わると一斉に掃除時間が始まります。
旧校舎では範囲も少なかったこともあり、
決まった生徒が自分で決めた所を
毎回掃除してくれていました。
今回校舎の範囲が広くなったこともあって
新しいルールを導入。
「いかに公平に」「いかに個人を尊重して」
掃除場所を決められるかという事を考えて…
とても古典的ですがくじ引きで掃除場所を決める事になりました。
思えば旧校舎での学習支援がスタートした当初は
あみだくじで掃除場所を決めていました。
ちょっとした原点回帰、といったところでしょうか（笑）。
ひとり1本ずつくじを引いて、本日の担当が決まります。
みんなそれぞれ、担当場所を一所懸命掃除してくれました。
もしかしたら今の時代、ひふみ学園に限らず
学校で掃除をしたことがない生徒もいるかも知れません。
掃除や調理、ハンドメイドなどの体験は
将来の糧になるに違いありません。
