今日は「ジオラマづくり」という名前で
スケジュールされていたプログラムアートの授業が
午後から始まりました。
コミュニケーションの手段としては
会話や文章、態度などいろいろありますが、
コミュニケーションが苦手な彼らにとって
イメージを表現するというのもひとつの
コミュニケーションツールになります。
そしてコミュニケーションを通じて他者に認めてもらう事が
自己肯定感につながり、これが人の成長にとって
とても大切になるわけですね。
そういうイントロダクションのあと、
実際に自分の心の中を表現してみよう、という事で
箱庭療法とコラージュをミックスした
ひふみ式イメージ療法を行いました。
人やキャラクターなどの切り抜きや小さな人形を
自分のイメージに合わせて土台に置いていきます。
ひとつキャラクターを置く事で
次々にイメージが湧いてくる生徒がいれば
最初から全体的なイメージを描いて
表現する生徒もいたりと、
そのワールドが出来上がる家庭も人それぞれ。
イメージが出来上がったら
それがどういうものかを
一人ひとりから教えてもらいました。
癒しと激しさを表現して、それ全体が自分自身、という生徒がいれば
特定のピースを自分としてそれに付随するものを置いてみた、という生徒もいて
それぞれに楽しいストーリーを聞く事が出来ました。
終了後、感想を聞いてみると
みんな軒並み「楽しかった!」「またやるよね?」という声が
たくさん聞かれました。