新学期1日目の午前中は、
自分見付けと自分だけの時間割作りが行われました。
自分見付けというのは
各ジャンル分けされた「自分が好きなこと・
興味があることはなに?」というチェック項目を
直感で選んでいってもらって、
一人ひとりの好きな事柄の傾向が分かるという
チェックシートに取り組んでもらい、
好きな傾向が分かった時点で
自分の興味の範囲で将来就いてみたい仕事を選ぶという
夢・目標づくりを兼ねたワークショップ授業です。
伸楽ひふみ学園に入学してきた生徒には、
数学や英語などの教科の勉強よりもまず先に
この夢づくり・自分見付け作業をしてもらっています。
そしてその夢が見つかった時点で
学校でどのように過ごすかという自分だけの時間割を
職員と一緒に作っていくわけです。
ですので、1日の過ごし方・1週間の過ごし方が
一人ひとり違います。
夢の数だけ過ごし方が違うわけですね。
ちなみにこの時間割作りは途中で変えても全然問題がないので、
昨年時間割を作った2年生や3年生たちも
改めて今年の時間割作りをしてくれました。
午後からは1年生を集めてアートワークの授業。
「今の自分の感情を絵にしてみましょう」という課題でした。
今この瞬間自分が感じている感情を、
あらゆる色・あらゆる形で表現するという
簡単そうで難しい、でも素直な今の自分が分かる
そんなアートワークです。
3年生も一緒に参加してくれました~。
学年の垣根を越えて、仲良くなっていってくれることを期待しています。
しばらくして覗いてみると…
佐藤先生、画用紙からはみ出して机にも…
ゲージツが爆発してますね~。
最初はどう描いていいのかわからなかった子たちも、
きっとそんな佐藤先生の様子を見てでしょうか、
画用紙に大きく自分の世界を表現していました。
卒業する頃に、この感情の絵がどのように変化していくのか
今からとても楽しみです。
アートワーク終了後、引き続き先生たちと1年生たちが
アンゲームをしている声が聞こえてきます。
これは、「あなたは〇〇の時、どうしますか」といった
質問が書かれたカードの束から1枚選び、
その質問に答える、というワークショップです。
そこからもそれぞれの考え方や人となりが
垣間見えるワークショップです。
1日目のこれらの授業で、
みんなのことが少し、解り合えたような気がします。