伸楽ひふみ学園では、在籍している高校生に対して
アルバイトを積極的に支援しています。
それは、社会に出て働く経験をするという事は
ソーシャルスキルがとてもよく身につくからという理由からです。
その為にまず、生徒一人ひとりに興味のある仕事を情報誌などで選んでもらい、
本人の適性なども考慮しながらトライさせます。
最初の内は何回か生徒とアルバイト先との間に入って
電話でやり取りをすることもあります。

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面接日が決まったら、履歴書の書き方や
面接の受け方などを生徒に指導します。
どれも、社会に出てから必要なスキルをここでまず学ぶことが出来ます。
そして万全な対策を取ってから、面接に臨むことになります。

こうしてスキルを高めてからアルバイトの面接に臨んだ生徒たちのほとんどは、
無事1度でアルバイトの面接に合格しています。

もし仮にアルバイトの面接で落ちた場合、
「なぜ落ちたのか?」という理由を
佐藤学園長は毎回会社に直接電話をかけ、不採用の理由を尋ねています。
なぜ不採用だったのか、どこがいけなかったのか、どうしたらよかったのか、
態度だったのか受け答えだったのか声の大きさだったのか表情だったのか…
それを踏まえて次の作戦を練るわけです。
そうやって少しずつ生徒のスキルを上げていって、
やがては面接が受かり、アルバイトやひいては就職に結びつく
人間力の向上を図っています。
アルバイトに挑戦することは、それ自体が生きた教科書、というわけですね。