生徒たちはそれぞれ個性的。
それゆえに、一人ひとりが秀でた才能を持っています。
そしてそれは同時に接点が乏しいことも意味しています。
共通の楽しみや志向が揃わないと
友達が出来るまでにも時間がかかることも普通にあります。
今のところ、それでも満足な生徒もいれば
偶然入学式の時に意気投合して親友同士になった2年生もいます。
教室には決まった教室というものもないので、
各学年バラバラ…というか、一人ひとりその生徒にとって
一番居心地の居場所がその生徒のスペースとなります。
昨日のことですが、そんな「それぞれ」の3人が、
一瞬ですが同じ場所に集まる場面がありました。
事の発端は2年生の男の子が、
教室に置いてある野球盤を見つけた事。
小学生の塾なども同じ場所で開いているので、
子供向けにおもちゃが置いてあるのです。
それを近くにいた1年生と一緒に遊ぶ段取りをして
二人でさわっているところに
野球好きの3年生がさらに興味津々でやってきて
キセキのワンショットを撮ることが出来ました。
話によると、この後2年生と3年生が遊び始めたために
1年生は遠慮してしまったそうです。
何がキッカケになるかはわかりませんし、
この先もこういったチャンスが訪れて、仲良くなることもあるでしょう。
自然体に任せようと思います。