今日は午前中、食育講座が行われました。
普段私たちが当たり前のように口にし、
栄養になり、活動するためのエネルギー源になる食事。
しかし、摂取するものの質や量を
間違えた食事を行っていると、身体には大きな負担になります。
今日のお話の内容は、白砂糖についてでした。
糖の一日当たりの摂取量は、体重に0.5をかけたグラム数が
理想的だという事です。
体重60Kgの成人男性の場合
60×0.5=30g
という事になります。
ただし、食品の中にはあらかじめ添加物として糖分が含まれていたり
ジュースやお菓子などを一昔前に比べて
多く口にする機会に恵まれているため
糖分の摂取量が飛躍的に多くなっています。
実際にペットボトルに砂糖を入れて、甘さを下で体感したり
写真でジュースやお菓子に含まれている砂糖の量を確認したりしました。
一説には、60年前には一年間に摂取していた糖分を
現在は修学旅行の3日間で摂ってしまうくらいだそうです。
白砂糖を摂りすぎると身体のだるさやイライラ、骨折、骨粗しょう症など
様々な疾病を引き起こす原因になるようです。
とはいえ、ブドウ糖などは脳の栄養源でもあり、
完全に糖を絶ってしまうのは別の問題が発生するので、
血糖値の上昇が緩やかな果糖、
ご飯などをよく噛んで消化の過程で吸収されるブドウ糖、
ビタミンミネラルが豊富な黒砂糖を摂取する事などを
心掛けるといいというお話でした。