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今日は久しぶりの食育講座。
今回のテーマは「低体温と食べ物について」です。

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今回も、講義をして下さるのは
前回に引き続き氷見明美先生。

人間の理想的な体温は、36.5度から37.0度の間です。
しかし現代人は体温がそれ以下の人が増えています。
人間は、35.9度を下回ると免疫力が下がり、
がん細胞も出来やすいのだそうです。

低体温になる原因はいくつかあり、
ひとつは睡眠で睡眠時間が不規則だったり
夜更かしをするのが要因のようです。
22時くらいまでに床に就き、
7時くらいに起きる生活を心掛けると
身体のリズムが出来て健康的に過ごせます。

その他にも過度なストレスや、薬の乱用、運動不足なども
低体温を招きやすい要因だと教えていただきました。

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食べ物に関して言うと、陽性と陰性の食品があり、
陽性の食品は身体を温め
陰性の食品は身体を冷やします。

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日本には四季がありますから、
その季節にとれる旬な食材を食べていくのが一番いいようです。
また、生のままでは陰性に傾いている食材でも
塩を加えたり乾燥させることによって
身体を温める食材に変わるという事も教えていただきました。
お漬物やみそなどの発酵食品などもそうです。

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柿や大根、ブドウ、椎茸など干して食べることがありますが、
科学が今ほど進歩していなかった昔から、
先人たちが発見して実践してきた生活の知恵なんだなぁと思います。

次回の食育講座は12月12日(月)、お節料理について
お話をしていただくことになっています。