今日は午前中、食育講座の第1回目が行われました。
今回のテーマはお砂糖について。
普段の食生活の中でお砂糖は知らず知らずのうちにたくさん摂取しています。
当分は身体のエネルギーになり、大切な栄養素の一つですが、
摂りすぎると朝起きるのがつらくなったり身体がだるくなったり、
ひいては肥満や糖尿病の原因になります。
座学だけでは難しい話になるので、具体的にワークショップ形式で
お話が進んでいきました。
まずみんながそれぞれ「おやつに食べたい組み合わせ」を
ジュースとお菓子の中からひとつずつ選びました。
それから、シートに沿って1日に必要な糖分の摂取量を計算。
体重に0.5を掛けて出た数字が、1日に必要な糖分の総量。
角砂糖に直す場合は、角砂糖ひとつがだいたい4gという事で
だいたいの個数が出ます。
その後、ジュースのパッケージに書かれている糖質の量を計算して
4(g)で割り、ジュースに含まれる角砂糖の個数を計算。
差引でどれだけの量の砂糖を過剰摂取しているか、を
生徒一人一人がそれぞれ求めました。
ここで大切なのは、飲料水の場合は100ml当たりの量が記載されているという点。
320mlなら表記の3.2倍、500mlならば表記の5倍の糖質の量になります。
それぞれに角砂糖の量が出たところで、サンプルとして選んだジュースと同じ量の
角砂糖を500mlの水に溶かして、一口ずつ味見をしてみました。
冷たく、香料などで味付けされた清涼飲料水だとごくごく飲めますが、
ただの砂糖水だととても甘く感じられ、砂糖を知らない間に過剰摂取しているという事が
よく理解できました。
だんだん暑くなるこれからの季節、ちょっと気にかけておきたいものですね。