今日は11時より、北陸農政局の方をお招きして
食育講座を開きました。
農政局の方でご用意いただいたテキストに沿って、
第1回目は旬の食材と自給率についてお話しいただきました。
旬の食材ではたとえば春なら菜の花やいちご、アサリ、
夏にはキュウリやサクランボ、鯵など。
秋はサツマイモや柿、サンマがとれ、
冬は白菜やミカン、甘海老などが旬を迎えます。
また、その旬の食材を生かした行事食の紹介なども。
お正月のおせち料理に始まり、
端午の節句のかしわ餅、土用の丑の日のうなぎの蒲焼き、
冬至のかぼちゃ料理などを紹介してくださいました。
それぞれに意味がり、なぜその季節にその料理を食べるのかを
大変わかりやすく教えてくださいました。
また、自給率の話ではエビフライを例にとり、
世界中から食材が日本にやってくることを
教えてくださいました。
ちなみに、エビの輸入国はベトナム、インドネシア、インドがトップ。
衣になる小麦はアメリカ、カナダ、オーストラリアから。
揚げ油の原料になる大豆は主にアメリカ、ブラジル、カナダからやってきます。
そしてそれぞれの食料自給率はエビ5%、小麦14%、大豆5%。
もしこれらの食料の輸入が止まってしまったら、
日本の食料事情は米と芋が中心の食生活になってしまうのでしょうね、とも
教えてくださいました。
次回の食育講座は、12月7日(火)に行います。
(菅原)