毎月第1土曜日の午後は、
居場所を求めている若い人たちや卒業生たちに声をかけて
お菓子を食べながら一緒に過ごす
ゆめ~るカフェを開いています。
今月は7日の午後に行なわれ、
3名の卒業生たちが元気な顔を見せてくれました。

その中のひとり、毎回参加してくれている
卒業生のライト君は
在学中から詩を書いてきましたが
卒業後もずっと詩を書きためていて、
今回も素敵な詩を何篇も綴って持ってきてくれました。

詩に限らず表現物には、
如実にその人の心の状況が顕われます。
今回彼が持ってきてくれた詩からは、
彼が今
とても充実した毎日を送っているのだなぁという事を
感じ取ることが出来ました。

本人の許可ももらっているので、
その中から何篇か彼の新作の詩を
ご紹介したいと思います。

生きる証明
『生きる証明』  作:ライト

生きている
 これが僕の魅力なら
生きている
 サンサンと輝く太陽のように
生きている
 星が飛びかう夜空のように
落ちている時もあれば
飛んでいる時もある

僕は生まれている
今もこれからも

光明化
『光明化』  作:ライト

いつしか日は溶けゆく
光も影に変わり
闇はまた復活する
僕らにできる事はないか…?

1つある

僕らが闇と対極化すれば
そして光は回帰する

支える
『支える』  作:ライト

僕は支えられている
 お父さんとお母さんと弟に
僕は支えられている
 友達に、先生に
僕は支えられている
 環境に、時間に、みんなに
僕は支えられて、僕も誰かを支えている

支えられて、支えていて
人は何万倍も力を出せるから

足跡
『足跡』  作:ライト

僕らの光には何かがある
日々の楽しみ、受けた苦しみもやがては泡に
だけどそれは立ち昇っていき
やがてそれは恵みの雨になる
晴れる事によって緑生い茂る日々はやってくる