ハンドメイド講座で作られている
石けんデコやプレートなどは
ペイフォワードto東北さんを通して
支援物資として活躍しています。
そうする事によって、
伸楽ひふみ学園の生徒たちにとっても
自分が得意な事でその力を存分に発揮して
活躍する場ができ、活き活きと教室で過ごすことが
出来ています。
また、不登校歴の長い生徒にとっても
「面白い」「支援になる」という両面を持つハンドメイド講座は
学校に通ってくるモチベーションのひとつとして
大いに役立っています。
過去に不登校歴があり、なかなか学校に出てこれない生徒。
毎週1回、午前中だけやっと登校できるようになったその子も
東北支援の話に興味を持って耳を傾け、
午前中たくさんの石けんデコを作ってくれました。
乾かした後にニスがけをして、来週完成予定です。
その他にもプレートづくりにも挑戦するとのことでした。
また、午後からは別の生徒たちが針山づくりに
取り組んでいました。
こちらも東北支援グッズとして、鋭意制作中です。
みんなでわいわいおしゃべりをしながらの作業にも、
お互いにコミュニケーション力をつけるための
いい空間になっています。
「これきれい」
「こっちの方もいいね」
「なるほどね~」
そんな会話を交わしながら、
他者との距離感や関わり方を体得していく生徒達。
今日はそんな雰囲気の中、裁縫の得意な女の子が
年下の男の子に針の使い方を丁寧にレクチャーしてました。
その甲斐あって、自力で全ての行程をこなし、
針山を自分一人の力で作り上げることが出来ました。
身近なところでのつながりと
石川と東北とのつながりが
もの作りを通じて生まれています。