うちの発達障害の生徒が自ら面接に行きアルバイトに採用され、働き出しました。
働き始め 一週間をすぎました。
今週からは時間も長く8時間労働にトライするそうです。
彼は現在高校3年生で俳優志望の生徒です。
入学当初は とてもじゃないが アルバイトなんて出来る状態ではありませんでした。
彼は、 発達障害により人の機微が理解しにくいので、
切れやすいという面が表に出ていました。
しかし俳優という夢をうちの学校で見つけてから、
我慢するをテーマに学校生活を送る約束をし それを守り、
今のアルバイトが出来るまでになりました。
発達障害の生徒は障害の部分に関しては先天的なものなので受け入れるものですが、
素直さとか真面目さとか感謝する気持ちとか後天的なものは、
指導次第でどんどん改善していきます。
彼らのワールド(世界観)を否定しないで受け入れて、
アドバイスしていくと良く指導を聞き入れてくれます。
その中でも 夢の力は大きいです。
こちらから見て現実的には無理そうでも それを否定せず肯定し、
その中で就労支援すると良い感じで進められます。
今回の生徒の他にも 小説家になりたいとか、漫画家になりたいとか、
プロデューサーになりたいとかいう発達障害の生徒がいます。
その生徒達に関しても その夢をを一切否定せず、
働きながら小説を書こうよとか話を進め、就労へ結びつけます。
彼らは納得すると壁を乗り越える集中力を持っているので、
夢を力にアドバイスすると喜んで聞き入れてくれる場合が多いです。
夢の力は 健常の生徒もそうですが、発達障害の生徒に対しても大きいのです、
というお話でした。
以上です。