「感情は認め、行為には厳しく」が子育ての原則です。
これを両方甘くしちゃうと平気で人に噛みつく犬のようになります。
人で言うと、ようは甘々で全く社会で使い物にならない人間に
なってしまいます(自立できていない=大人力が養われていないから当然。
すぐ人に噛む犬を育てるのは、基本飼い主の責任なのです。
大人力とは、責任力(選択力も含む)、客観力(気配りできる力)を指します)。
だからこそ、親は子供が自立すること(大人力をつけること)を
最大の目標にして、獅子のように行為には厳しくしないとよくないのです。
私の例で言うと、当時高校一年生の息子が私との約束を破り、
携帯でアダルトサイトを見て莫大なお金を請求された時。
男としてアダルトサイトを見たことに対しての気持ちは尊重して責めなかったが、
私との約束を破ったことに対しては叱り、携帯は取り上げました。
アルバイトをして自分で携帯を買い、自分の責任で電話代も払って
アダルトサイトを見る分には文句はないと付け加えて。
感情は認め、行為には厳しく接すると、子供も心にしこりを残しません。約束します。
以前、息子にお父さんはお前を自立した人に育てることが一番の目的だから、
お前に嫌われようが好かれようが二の次なんだと話したこともあります。
補足
感情は認め、行為には厳しくは、知的障害の子にも共通しますが、
目的は少し違ってきます。
知的障害の子の場合は、目的は自律よりも社会性ルールのしつけにあります。
将来知的障害の社会に入ってから、ちゃんとやっていけるようにが目的になります。