今日の午前中は、第2回目の食育講座が行われました。
前回に引き続き、お砂糖についての基本的なレクチャーから始まり、
今回はお塩や脂（油）についても教えていただきました。
おさらいですが、望ましいお砂糖の 1日の摂取量は
体重に0.5をかけたグラム数となるそうです。
体重60kgなら、60×0.5で1日30gということになります。
そこで具体的にいろいろな食品の成分表を見てみると、
例えばチョコスナック80gの中には糖分が30g含まれており、
小さなお子さんだと既に1日の摂取量を軽くオーバーしてしまいます。
また、お塩だと1日の摂取量の目安は12gですが、
大きめのカップ焼きそばだとそれだけで 6gとなり、
1日の摂取量の半分になってしまうようです。
（あくまで今回ご用意いただいたものの成分）
日本食はお醤油やお味噌など、何かと塩分を使う調理方法が
多いので、そういう場合はカリウムを含む食品をあわせて摂ることで
余分な塩分を排出してくれるということです。
また、脂（油）に関しては 、摂り過ぎると体に悪いイメージがありますが、
細胞膜の原料ですので全く摂らないでいると
ウィルスが侵入しやすくなって風邪をひきやすくなったり、
肌が荒れたりします。
また、バターは動物性ということで摂り過ぎは体に悪いイメージがありますが、
マーガリンはもともと固まらない油を人工的に固めているので
食品でありながら食品ではなく、ヨーロッパの国々では
販売禁止にしているところもあるそうです。
とはいえ、これらを全く食べないということは不可能ですし、
食べたらやっぱり美味しくて幸せな気分にもなるので
一袋食べるところを半分にしてみたり、
昨日食べたら今日はやめてみたりと
摂取する量を考えながら上手に付き合って行きましょう、という
締めくくりで今回の食育講座は終了しました。
次回の食育講座は終業式前日の20日、クリスマスケーキ作りです。
