「学校」「学習」というと、与えられた課題を期限までに修了して、
点数がついて評価が与えられて進級・卒業…という
イメージが多少なりとも付きまとってきますが、
その点でもうちの教室は特徴的かもしれません。
本来、「学ぶ」とは自分から求めて修めていくものですが
期限やノルマが先に立ってしまって、
本来の学ぶ意味を理解する機会を得ることが出来ないまま
課題が目の前に積まれてしまっているのが
現実…かも知れませんね。
「やりたいこと」が明確にあれば、
それに必要な知識や技術は黙っていても
自分から取りに行くことになります。
つまり、「やりたいこと」を見つけられるかどうか、
見つけるための手伝いが大人たちが
どれだけ手を抜かず出来るかでもあると言えると思います。
絵を描くことが大好きな彼は、
自分で描いた絵をパソコンに取り込んで
さらに背景や技巧を凝らしたデザインを施す方法を
ワクワクしながら覚えていきました。
漢字も、キャラクターにつける名前に
普段なかなか使わないような難しい漢字を使い、
その事で覚えていきました。
「勉強することがまず大事」なのではなく、
自分から学問を取りに行きたくなる動機づけが
一番大事なのでしょう。