①「~したい」と「できそう」
人は基本的に「~したい」という欲求に正直に生きることが
自然(イキイキします)ですが、人からものを頼まれる時は、
また別です。
ひとからものを頼まれる時は、「~したい」より「(私に)出来そう」を
優先にした方が良いです。
良いというのは、心の成長になるのです。
なぜかというと、人からものを頼まれるという事は
一つのチャンス(機会)なのです。
困っている人が目の前にいるのです。
この人を喜ばせるチャンスなのです。
たとえ私はこの頼まれごとをしたくないと思っても、
自分にできそうなら、してあげることで相手は喜び、
その相手の喜びは自分にも返ってくるのです。
例えば、相手のために料理を作ってあげたとして、
相手から「おいしいよ」と言われたら(喜ばれたら)、
最高にうれしいじゃないですか。
これが相手の喜びが自分に返ってくるという事です。
自分も最高に幸せになれるチャンスなのですね。
また良いことはこれだけではなく、人から頼まれて、
したくなくてもできそうな事をする事によって、
自分の可能性も広がります。
自分が思いもしなかった新たな才能が見つかるかもしれないのです。
やってみたら意外に私、これが好き、とか、私意外にこれ得意、とかね。
人から頼まれたら「できそう」なことならする。
できないことを頼まれたら、見栄を張らずに
私にはできませんと言う。
もしパソコンができない私に、パソコンの事を頼まれたら、
“私にはできないの、ゴメンね”とね。
これが心の成長の道なのです。
人から頼まれるとは、精神世界的に見ると、
神様(深い愛のエネルギー)からの頼まれごとなのです。
また言い方を変えると、あなたがより成長するための
神様からのギフトなのです。
これを感謝(または愛)の心で乗り越えたら、
より成長しますよ、というものなのです。
※ここでいう成長とは、心の成長を指します。
または意識の成長、魂の成長と言いかえてもよいです。
より愛が深まる、または、より神様に近づくという意味ですね。
成長とは人が生まれてきた意味です。
人は成長するためにこの地球に生まれてきたのです。
そうこの地球は成長するための学校と考えるとわかりやすいかもしれません。
人間は、魂は、この地球に何回も何回も生まれかわっています。
何回も何回もかけて成長していく場がこの地球学校なのです。