こんにちは!ふじもん@湖南省の長沙におります〜!
 
北京を離れた僕ですが、今回も北京のネタを1つお伝えしようと思います。
 
北京にはこんな記念館があるんですね。その名も「中国人民抗日戦争記念館」。その名前の通り、日本との戦争を伝える記念館(というか博物館)なんですが、その内容はなかなかのものです。ということで、今回少しでも日本の方に知ってほしいと思い、レポートすることにしました。
 
ご存知の通り日本は1937年から(解釈の違いは色々あるので正確には言えないのですが)中国との戦争に陥りました。様々な要因を通してこの戦争は始まったわけですが、結果としては日本はアメリカを中心とする連合軍側に負けたことで、この戦争を終えることになりました。
 
僕はここであの戦争の賛否を述べようとするわけではありません。ただ僕が見てきた感想として、客観的事実をお伝えすべきだと思いました。
 
この記念館では1931年の満州事変から1945年の終戦に至るまで、どのようにして日本軍が中国大陸に侵攻してきたのかを延々と紹介しています。そしてその書かれ方は、まるで日本人は悪魔の申し子であるかのような・・・そんな書かれ方をしていました。
 
「もし自分が日本人だと分かったら、ここで殺されてしまうのではないか?」そう感じさせられるくらい、その書き方は残任なものでした。
 
僕はあの戦争の正当性あるいは日本の罪悪について自論を述べるつもりはありません。ただ日本人として、「日本をとんでもなく悪い悪魔のような存在」として大々的に教育あるいは宣伝をしている記念館が日本のすぐ隣の中国にあるということをお知らせしたいと思い、また知ってほしいと思い、このブログを書いております。
 
今回のブログを見て、どう思い考えるかは人それぞれだと思います。ですので、僕はこれ以上どうのこうの言いません。が、日本人1人1人がこのような記念館の存在を知り、自らの頭で考え、本当の意味で良好な日中関係の構築のためにはどうしたらよいのかを考えてほしいと思うのです。
 
夏休み入ったこともあってか、たくさんの子どもとたちもこの記念館に見学に来ていました。僕の中で思うことはたくさんありませすが、北京に来る際には、ぜひこのような記念館にも足を運んでほしいと思います。
 
ふじもん