こんにちは!ふじもん@ボスニア・ヘルツェゴビナに入国しました〜!
 
皆さんはボスニア・ヘルツェゴビナと聞くと、やはりあの内戦を思い起こすのではないでしょうか。あの「旧ユーゴスラビア内戦」が完全に終結したのは1999年。あれから15年の月日が流れているのですが・・・。
 
争いの痕跡は、如実に残っておりました。
 
僕は今ボスニア・ヘルツェゴビナの地方都市モスタルにいるのですが、モスタルの近くになった途端に写真のようなビルや建物がそこかしこに見られるようになったのです。
 
この建物の黒い傷は、何故出来たのかお分かりでしょうか?
 
これは全部銃弾の跡なんですね。つまりはこの街で激しい市街戦が行われた痕跡なんです。モスタルの街は一本の川を中心に広がる静かな田舎町、それなのにこれほどまでに傷付いた建物が未だに残っているとは・・・本当に驚きました。
 
これは特別にそういう建物を探したわけではないですよ。あちこちに未だに残っているので、簡単に写真に収めることが出来るのです。
 
考えますね、やはり・・・。中米のエルサルバドルを訪れたときも同じような想いになりましたが、戦争というものは本当にまだまだ身近にあるものなんですよね・・・。たまたまここ数十年幸いにも戦争とは縁の遠い日本でありますが、世界は繋がっています。他人事ではなく、僕たち一人一人が考えていかなければならないですよね。
 
ふじもん