お疲れ様です!ふじもん@ハンガリーに入国しました!
 
さてさてヨーロッパ、特に東欧を周っていると、あちこちに写真のような「ダビデの星=六芒星」が描かれた建物を目にします。
 
この「ダビデの星=六芒星」は、ある民族のシンボルマークと言ってもいいものなのですが、どの民族なのかご存知でしょうか?
 
そう、ユダヤ人ですね。ユダヤ人はかつて「カナンの地」(現在のイスラエルがある地域)に住んでいたのですが、ローマ帝国の強大化に伴って、その土地を追い出されてしまいました。もちろんこの歴史を一言で語るのは難しいのですが、その結果、ユダヤ人は世界各地に散らばって住むことになり、「国を持たない民族」として何千年も生きることになったと言われています。
 
ユダヤ人は何かと差別をされ続けてきた民族であり、住む地域も厳しく制限されたり、就ける職業も限られていました。そしてそんなユダヤ人が住まわされていた地域には、この写真のような「ダビデの星」が描かれたユダヤ人の「シナゴーク」(ユダヤ教の会堂のこと)があちこちに建てられているんですね。
 
前回のアウシュビッツ強制収容所と関係してくる話ですが、このユダヤ人の存在なくして世界のこれからは考えられないと思うんですよね。第二次世界大戦では大変な迫害を受けてきたユダヤ人ですが、今ではイスラエルの建国に伴ってパレスチナ人と激しい対立が続いている・・・。歴史とは本当に皮肉なものです。
 
ちなみにユダヤ人の1部の氏族が日本にやってきたという説もあるんですよ!僕はこのユダヤ人の歴史にとても関心があるのですが、ぜひ皆さんもユダヤ人について調べてみて下さい〜!
 
ふじもん