お疲れ様です!ふじもん@ドイツにやって参りました〜!
 
僕が今いるのはドイツの中堅都市、フランクフルトです。でも正直言って全然ドイツらしさは感じておらず、人々の言葉と表記がドイツ語に変わったくらいで、あとはそんなに・・・というのが僕の正直な印象だったんですね。
 
しかしあるものを見て、僕は「ああ、ここはドイツなんだな」と強く感じました。それは何かというと・・・。
 
この写真なんです。これ、何だと思いますか?
 
これは実はユダヤ人の墓地なんです。ご存知のように、ドイツは第二次世界大戦中、ユダヤ人の迫害を続けました。多くのユダヤ人が捕えられ、虐殺されたと言われています。その数600万人を超えるそうです。
 
僕は何気なく街を歩いていたのですが、ふとこのユダヤ人墓地を見つけました。そして隣にはユダヤ人博物館もあり、かつての戦争を今に伝えているんですよね。
 
そして偶然、3人のユダヤ人男性がお墓参り(たぶんですが)に来ているのに遭遇しました。黒いスーツにキッパ(ユダヤ教徒が被る、ちょこんと頭に載せる小さい帽子)を被り、その姿はまさにイスラエルで見たユダヤ人と全く同じものでした。
 
それを見て、僕は初めて感じました。「ああ、ここはドイツなんだな」と。
 
ユダヤ人虐殺の歴史は悲しいものですが、同じ過ちを繰り返さないためにも、僕たちは歴史をしっかり学ぶ必要がありますよね。そんな思いにふけりながら、僕はこの墓地を後にしたのでした・・・。
 
ふじもん