こんにちは!ふじもん@ジンバブエでございます〜!

 

先日はジンバブエ最大の見どころ、ビクトリアフォールについてお伝え致しましたが、今回はちょっと地味〜にジンバブエのお金についてでございます。

 

しかしですね、このジンバブエの通貨というのは大変な時期があったんです。どういう事態に陥ってしまったか、皆さんご存知でしょうか?

 

それは前代未聞の超インフレ!インフレというのは物価が上昇する現象のことで、適正な範囲でのインフレは経済が好調である証だとも言われています。しかしジンバブエを襲ったインフレは極度のインフレ、いわゆる「ハイパーインフレ」だったんですね。それによりかつてのジンバブエ・ドルはその価値を完全に失ってしまったんです。

 

ではどのくらいのインフレだったのかというと、なんと!US1ドルが300,000ジンバブエ・ドルになるという事態に陥ってしまったんです。もはやこれではジンバブエ・ドルは紙くず同然!政府は2006年に通過を3桁切り捨てるデノミを実施しましたがその効果はなく、結局通貨の発行停止にまで追いやられてしまったんです。

 

じゃあ今のジンバブエのお金は?というと、結局これ。アメリカ・ドルなんですね。そしてそれと並行してみないアフリカのランドというお金が利用されています。しかしこのドル札がみんな汚いんだな(笑)!ちなみにかつてのゼロがとんでもなく並んでいるジンバブエ・ドルはお土産として街中で売って来る輩がいます。僕は声を掛けられなかったのですが、100兆ジンバブエ・ドル札が3枚で5ドルくらいで買えるそうですよ。

 

いや〜お金って不思議なものですね。日本は今インフレの逆、デフレが問題になっていますが、お金なんて所詮人間が作り出した「取り引きのための紙切れ」に過ぎないと僕は思っています。そんなもんに振り回されるのは嫌だけど、でもやっぱりお金は大事。日本経済がこの先どうなっていくのかは分かりませんが、僕たち1人1人が正しい知識と感覚を持って、お金と付き合っていかなければなりませんね・・・!

 

ふじもん