こんにちは!ふじもん@マラウイに入国しました!
 
さてさて、僕は今南部アフリカを駆け抜けておりますが、今日はちょっとこんな何でもない山と川の写真のご紹介です。でもここは政治的には重要な場所なんですよね。
 
というのも、ここはタンザニアとマラウイの国境なんです。実はこんな豊かな緑の中に国境があるんです。意外に思われる方もいるかもしれませんね。
 
国境にはいくつかの種類がありますが、山の稜線や川や海を隔てて国を分けるのが一般的です。それが自然な形ですからね。でもアフリカの国境線をよく見てほしいのですが、直線が多いですよね。これは、欧米諸国がアフリカを植民地化したとき、自分たちの都合の良いように国境線を引いたからなんですよね。
 
タンザニアとマラウイの国境は、この写真の川を境にしています。まさに自然の国境線ですね。2枚目の川が写っている写真からみて右側がタンザニア、左側がマラウイになります。川には橋がかかっていて、3枚目の写真の大きな山の向こうはマラウイなんですね。
 
陸路の国境って不思議なもので、陸続きなのにその線を超えるだけで国の雰囲気が大きく変わったりします。タンザニアとマラウイはそんなに変化はありませんが、マラウイの人の方が穏やかな印象がありますね。タンザニアの人の方がちょっとがめついというか・・・(笑)。
 
前にも陸路国境ネタは書きましたが、日本では絶対に体験できないこの国境越え、ぜひ一度どこかの国でトライしてみると面白いかもしれません。できれば大きく雰囲気の変わる国境が面白いですね。いつかどこかでぜひ試してみて下さい〜!
 
ふじもん