こんにちは!ふじもんです!僕は今アメリカとの国境の街、ティファナに来ています!ちょっと歩けばすぐそこはアメリカ・・・。国境独特の無国籍な雰囲気が漂っている街ですね!
さて、このティファナに辿り着くまでには、夜行バスに夜行フェリーに、さらにまた夜行バスにと、かなりハードな行程で動いてきました。そして今までの移動とは大きく違うことがありました。それは何かというと・・・これらの写真なんです。
そう、軍によるチェックがとっても厳しかったんですね!
中南米はだいたいどこの国でも、移動の途中で必ず軍や警察によるチェックが入ります。国によりますが、全員のIDやパスポートを念入りに見ることもありますし、簡単にちょろっと顔だけ見て終わることもあります。
メキシコの北部は全体的に治安が良くないと言われているんですね。そのせいもあってか、こちらに来てからのチェックが厳しい厳しい!
あ、もちろんヤバイものなんて持っていませんよ!(笑)でもやっぱりマシンガンを抱えた軍人に迫られると、なんかビビッてしまうんですよね・・・(笑)。
そもそも今回の僕はメキシコ国内の移動であって、国境を越えていないんです。それなのに何度もバスは止められて、その度に荷物も全部開けさせられて・・・正直ちょっと参りました。内心「何も悪いことしてないから大丈夫だよ〜」と思いつつも逆らえるはずがありませんで、従うがままに荷物の中身を見せました。
南米からの麻薬がメキシコを経由してアメリカに流れ込んでいるというのは有名な話ですからね・・・。しかしメキシコの北西部に来て急に厳しくなったので、ホントビックリしました。
まず驚いたのがフェリーに乗るとき。この写真はマサトランという街からフェリーに乗るときのものなのですが、なんと麻薬犬まで登場!荷物を一列に並べさせられて、クンクン臭いを嗅いでいくわけです。やましいことはないと分かっているのに、なんか緊張してしまうんですよね。「俺のところで止まるなよ〜」と・・・!
ちなみに僕、アルゼンチンとチリの国境で麻薬犬が何やら僕の荷物の前で止まりやがって、荷物を事細かに調べられた経験があります。どうやらそのときは蚊取り線香が奴の嗅覚に障ったみたいで・・・。もし本当に麻薬と蚊取り線香を間違えていたのだとしたら、そいつは麻薬犬失格ですよね!(笑)
フェリーの後は全24時間のバスに乗ってカリフォルニア半島を縦断したのですが、3回も軍によるチェックが入りました。荷物はその都度開けるしかなかったのですが、面倒なことにはならずにスムーズに通過できたのはホントよかった・・・!
アメリカとの国境が近づくにつれて厳しくなるこのチェック体制、考えさせられますよね。やはり麻薬の流れがあるということなのか、そして耐えることのないメキシコからアメリカへの不法入国者・・・。やましいことのない一般の人にとってはこんなに何度もチェックされるのは大変なのですが、国の平和を守るためには必要なことなんですよね。
明日はいよいよ国境を越えてアメリカに入国します!入国審査はとっても厳しくて長時間かかるため、常に長蛇の列ができているとか・・・。どーかトラブルなく無事に入国できますように〜!
ふじもん